自分を知る


■人の支えがあってこその人生。人は、一人では生きていけない。
  ●どれだけの人のお世話になっているか、改めて考えてみよう。
   社会でも、自然界でも、人は、一人では何もできない。  

■感謝の気持は、伝えないと理解されない。何度も伝えよう。
  ①「ありがとうございます」「お蔭様で」の言葉を何度も伝えよう。
  ②「言わずとも、伝わっている」ではなく、言葉と態度で表そう。
  ③人から受けた親切や助けは、ずっと忘れないようにしよう。
  ④感謝の気持は“身近な人にこそ”心を込めて伝えよう。
  ⑤お礼の品には“心のこもったメッセージ”を添えよう。
  ⑥お礼状の郵送には“買い置きの記念切手”を貼ろう。
  ⑦タイムリーなお礼状は、相手にも喜ばれ、二度読まれる。
  ⑧自分の感謝の気持が“相手のやりがい”になることもある。 

■謙虚に考えると“人は生かされている”と深い理解に到達する。
  ①生活指針として「足るを知る」生き方を心がけよう。
  ②感謝の気持が薄れないよう、毎日自分に言い聞かせよう。
  ③仕事に行き詰っても、感謝の気持を失わないようにしよう。
  ④感謝の気持を忘れないと“辛い事も好転する”と信じよう。
  ⑤感謝の気持が“自分を幸せへと導いてくれる”と信じよう。  

■感謝に満たされた生き方は、すべての資質を向上させる。
  ●自然に人に受け入れられるコミュニケーション能力が育つ。
   豊かな心は、喜びに満たされ、幸福で平安な生活が送れる。
  ●広い奥深さを感じさせる人間観・社会観を持つことができる。
   恵まれた自然環境にも感謝して、自然を楽しむことができる。

■なにが“感謝の心を育む障害”になるのだろうか。
  ●人や社会の恩恵に対する偏った考え。これは第一の障害要因。
   人の支えを忘れ、不平不満の絶えない生活。次に大きな要因。

■感謝の心に欠けると、人間関係にどんな悪影響があるだろうか。
  ●快い協力が得られない。人から疎んじられ孤立感を感じる。
   信頼を損ない不仲になる。視野が狭まりネガティブ思考に陥る。  

■感謝の心は“自分を高める”ことにどのように係わるだろうか。
  ●自分の生き方に協力や賛同が得られ、理解者の輪が広がる。
   幸せを招いてくれる自分の協力者に、理解者に感謝しよう。  


071
Copyright (C) 2012 Human?Science?Research institute. All Rights Reserved.