自分を知る


■価値観を“ステップアップする目的”は何にあるだろうか。
  ●自分を損なう観念に囚われず“視野を広める”ためにある。
■“視野が狭いことによる弊害傾向”はいくつもある。
世間が分からない。 勝手な思い込みが強い。
思慮分別が足らない。 人の意見を聞こうとしない。
自分の非に気付かない。 視野が狭いとは思っていない。
■反対に“視野が広いことによる良い傾向”もたくさんある。
見識の高い人格になる。 物事の本質(実相)を見抜ける。
世間通、人間通になる。 考えの違いを理解し認める。
人間関係の巾が広い。 一つの考えに囚われなくなる。
■社会が高度化・複雑化するほど“価値観は多様化”する。
  ●価値観は、一人ひとり異なる。国や地域によっても異なる。
   環境によっても変化する。時代と共に変化するものでもある。
  ●一口に価値観と言っても、範疇、視点、ベクトルはまちまち。
   ここで取り上げた価値観は、人としての根源的なものだ。
  ●この根源的価値観も“範疇は広く”深遠なものがある。
   視野を広めることに終わりはない。理解も限りなく広がる。
  ●何をどう考えるかは個人の自由。その考えが自分を左右する。
   真実は一つでも、物の見方“考え方一つ”で正反対にもなる。
   一つの考えに固執しない“柔軟に考える習慣”は未来を拓く。
  ●自分を損なう観念に囚われて、判断を誤ってはならない。
   考えを改めることに“無関心”にならないようにしよう。

■大事なことに気付かない、考え違いをするなど、誰にもある。
  ●すべてに精通した人などいない。偏った思い込みがないか、
   自分を白紙状態にして、客観的に見つめ直す習慣が求められる。
  ●自分や人、社会への理解を深めるには、目に見えることより
   目に見えないことが、圧倒的に多いことを理解しよう。
   しかも、目に見えない事に“大切なこと”が多い。

■自分を見失わず“視野を広める知恵とノウハウ”を養おう。
  ●自分自身を知り、物事に確かな考えを持つことは欠かせない。
   自分の原点を忘れず“広い視野”から人と社会を見つめよう。
   物の見方・考え方が広がれば“自分の人生も好転”する。


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