自分を知る


■まず、素直さに対する自分の態度(現状)をよく理解しよう。
  ●何に囚われる傾向があるか。その囚われを明らかにしよう。
   物事に囚われることが、素直になれないいちばんの理由。
  ●自分を飾らないで、人と接することができるだろうか。
   素直な心は“自分を知る”には不可欠な資質と心得よう。  

■自分の個性・才能を伸ばすには、素直な心は大事な資質。
  ●雑念に囚われなくなり、やりたいことに素直に専念できる。
   人のアドバイスにも、素直に耳を傾けるので伸びが早まる。
  ●才能・長所を伸ばすと、欠点は目立たなくなってくる
   健全な自尊心も育ち、自分に自信を持てるようになる。 

■素直な心を育てる具体的なステップアップ術を実践しよう。
  ①一日に一度は、自分と対峙して、自分を振り返ろう。
  ②素直な自分になりたいと、日々新たに決意しよう。
  ③囚われ傾向を少なくしよう。自然体で生きよう。
  ④素直になることの利点を具体的に理解しよう。
  ⑤人からのよい提案は、素直に受け入れよう。  

■周囲の人と素直な心で接し、和を尊ぶようにしよう。
  ①人を軽視しないようにしよう。反対に相手を立てよう。
  ②先入観なしに、相手の意見に素直に耳を傾けよう。
  ③自分の意見を、無理に押し通すことはやめよう。
  ④メンバーとは、十分な意思疎通を心がけよう。
  ⑤何事にも疑念を持たず、相手を信頼しよう。

■素直な心を養うと、どのような変化が生まれるだろうか。
  ●徐々に、相手のことを理解できるようになる。
   ストレスが軽減され、気持ちよく一日を過ごせる。
  ●物事に囚われなくなるので、視野も広くなってくる。
   曇りのない心で見るので“物事の道理”が分かってくる。

■素直になれない場合の“一般的な弊害傾向”を知っておこう。
  ●独善的になる。偏った見方・考え方になる。視野が狭くなる。
   人には疑い深く、物事に不信を抱く。信頼を損なう。皮肉屋。
  ●感情的になる。目先の利害に囚われる。平静に対応できない。
   チームが一つにまとまらない。モチベーションの低下を招く。  


067
Copyright (C) 2012 Human?Science?Research institute. All Rights Reserved.