自分を知る


■問題意識のあり方は、人生のすべてのあり方に反映される。
  ●仕事には、自分の考え方・能力・人柄すべてが表れる。
   人生は、問題意識ひとつで、よくもなり、悪くもなる。

■問題発見に必要なことは、なぜ?と自問する心にある。
  ①確認を怠らず、一寸した現象を見逃さない観察眼を養おう。
  ②旺盛な好奇心を持って目先を変え、気付き感覚を鍛えよう。
  ③私情や現状に左右されず、問題を客観的にとらえてみよう。
  ④図解しながら問題を整理、要素の相互関係を明確にしよう。
  ⑤問題を顕在化して、全体に与える影響を的確に把握しよう。

■問題の核心・原因を探り出すコツ“因果関係”を理解しよう。
  ①既成概念に囚われず、事実をありのまま直視しよう。
  ②問題には必ず原因があると考え、多面的に分析しよう。
  ③複雑な問題こそ単純に考え、その原理原則を追及しよう。
  ④専門知識や技術だけに答えを求めず、基本に戻ってみよう。
  ⑤核心はどこにあるか、何が原因か、潜在意識に自問しよう。

■仮説&検証を積み重ねて“問題解決能力”を養おう。
  ①単なる思い付きでは、問題解決につながることは少ない。
  ②解決策のアイディアは、ひとつの仮説ととらえよう。
  ③仮説を裏付ける証拠収集、すなわち検証をしよう。
  ④この仮説&検証を何度も経験、自分の実力を高めよう。
  ⑤問題発見から問題解決までの要点を、ノートに記録しよう。

■問題意識に磨きをかけると、他の資質も同時に改善される。
  ●思考力が磨かれ、物事を論理的に深く考えるようになる。
   判断力が養われ、物事への確かな対応ができるようになる。

■自分を高めるには、強い問題意識を持つことが重要な鍵。
  ●自分の人生の主人公は、自分であることを強く認識しよう。
   心がまえひとつで、環境は変えられることを信じよう。

■問題意識を低いまま放置すると、無関心の連鎖を生む。
  ●無関心は心が重症な証拠。人生に対する真剣さに欠ける。
   感動のない人生。周囲から無能呼ばわりされてしまう。
  ●問題の原因が分からないので、自己改善すらできない。
   何事にも気力を失い、事なかれ主義に陥ってしまう。


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