自分を知る


■気配りの目的は何にあるだろうか、原点を再確認しよう。
  ●一寸した気配りにより、仕事をしやすい環境をつくろう。
   協力が得られる様、周囲の人を味方・協力者にしよう。
   仕事と気配りを通して成長することも目的のひとつ。

■気配り上手になるには、どんな心がけが要るだろうか。
  ①気配りの第一歩、自分からすすんで心を開くようにしよう。
  ②適度な距離感を保とう。相手に踏み込み過ぎてもいけない。
  ③会釈は、相手を尊重する表明。きちんとお辞儀をしよう。
  ④状況判断力を身につけることも大切な基本と考えよう。
  ⑤仕事に精通することも、気配りの必須条件と心得よう。
  ⑥わやかな笑顔は、友好のサイン、職場を明るくする。
  ⑦へつらわず、穏やかな毅然とした態度を貫くのがいい。

■自然な気配りができると、周囲の好感度がアップする。
  ●周囲から好意を持って受け入れられる。協力が得られる。
   心地よい付き合いを保て、ストレスも少なくなる。

■気配りの短い言葉が気持ちを和ませ人間関係を円滑にする。
  ①「ありがとう」「おかげさまで」感謝のひと言は万能薬。
  ②「ゴメンナサイ」の気持ちを素早く伝えて失敗をフォロー。
  ③「ご苦労さま」ねぎらいの言葉は疲れた相手をホッとさせる。
  ④「申し訳ありません」「スミマセン」言い訳よりずっと効果的。
  ⑤「さすがですね」ホメ言葉は相手のモチベーションを高める。

■相手をいやな気持ちにさせる言動は多くある。厳に慎もう。
  ●自分勝手、頑固で自分の非を全く認めない。反省しない。
   人の話に耳を傾けない。不注意で何度も同じミスをする。
  ●話す内容がマイナス発言ばかり。暗い雰囲気にさせる。
   ブスっとして人を無視する。能面のような無表情の顔。
  ●押し付けがましい。人の陰口を言う。意地悪、いじめる。
   威張る。自慢する。人を尊重しない。ルールを守らない。

■気配りを軽んじると、人間関係にどんな弊害があるだろうか。
  ●誤解がもとで関係をこじらせ、トラブルを起こすこともある。
   人間関係がギクシャク、協力も得られず仕事に支障が出る。
   気が利かない鈍い人は、信頼・信用さえ失くしてしまう。


114
Copyright (C) 2012 Human?Science?Research institute. All Rights Reserved.