自分を知る


■倫理観の有無は、職業・性別・年齢・地域・時代を問わない。
倫理観のない両親 倫理観のない医師 倫理観のない経営者
倫理観のない子供 倫理観のない政治家 倫理観のない公務員
倫理観のない教師 倫理観のない警察官 倫理観のない弁護士
倫理観のない男性 倫理観のない自衛官 倫理観のない銀行員
倫理観のない女性 倫理観のない建築士 倫理観のない消防士
  倫理観のない両親を、子供はどう思うだろうか。
  倫理観のない子供を、両親はどう思うだろうか。

■高い倫理観を養うには、どうすればいいだろうか。
  ①法に触れなければ何をしてもいいという考えを改めよう。
  ②自分さえよければいいという考え・生き方を改めよう。
  ③建設的な社会観を持って、人の役に立つ存在になろう。
  ④礼儀を重んじて、思いやりのある生き方をしよう。
  ⑤卑怯な行為を改め、良心に恥じない行いを心がけよう。
  ⑥楽を追及する生き方をやめて、自分の才能を伸ばそう。
  ⑦人を陥れる悪事をやめて、人を幸せにする努力をしよう。

■倫理観は個人のみならず、企業倫理としてあり方が問われる。
  ①企業経営者は、今こそ襟を正し、不正を無くす範を示そう。
  ②社員の意識高揚を図り、教育・人材の育成に努めよう。
  ③従来のやり方を根本的に見直し、不正を根絶しよう。

■倫理観が備わってくると、すべての資質が改善される。
  ●暗部を含め、社会全体を歪みなく捉えることができる。
   生き方が根底から改まり、人生観にも良い変化が見られる。

■倫理観が身につかない理由には、どんなことがあるだろうか。
  ●家庭の不適切な躾。悪友からの悪影響。反社会的な生き方。
   善悪もわきまえない考え方・生き方。わがまま。自分勝手。

■倫理観がないと、自分の人生にどんな悪影響があるだろうか。
  ●歪んだ人格形成。生き方が改まらず、将来をも危うくする。
   家族まで不幸にする。社会的制裁を受ける。心が荒廃する。

■倫理観は「自分を知る」ことにどのように係わるだろうか。
  ●人の道を踏み外して、はたして自分を生かせるだろうか。
   自分の良心に恥じない、正々堂々とした生き方をしよう。


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