自分を知る


■家族観は、ごく平凡な価値観だが、人生の幸・不幸を左右する。
  ●心安らぐ場所、くつろげる場所があってこそ幸福と言える。
   家族観と幸福感は、人生の最も基本的かつ一般的な価値観。

■幼少時に育った環境や、受けたしつけ・教育は人生を左右する。
  ①倫理観の基礎とも言える善悪の基準を、しっかり教えよう。
  ②子供の才能を開花させる習い事で、その芽を育てよう。
  ③友人や仲間との関係のあり方、ルールを教えよう。
  ④社会の仕組みやルールを分かりやすく教えよう。
  ⑤働くこと、仕事を持つことの意味を教えよう。
  ⑥人格形成の基礎を、日常生活で教えよう。
  ⑦自然に親しみ、素直な心を育てよう。

■健全な家族観を持って、幸福な家庭を築こう。
  ①家族のお互いが不平のない関係を築こう。
  ②子供が欲求不満にならないように注意しよう。
  ③家族仲良く暮らすために、役割やルールを決めよう。
  ④人生で何が大切なのか、お互いの価値観を確認しよう。
  ⑤隠し事のない、明るい家庭を築こう。幸せを共有しよう。

■健全な家族観が養われると、他の資質にも好転連鎖が生まれる。
  ①個人も、家族も社会と係わりを持ってこそ生きていける。
  ②家族の思いやりに包まれた家庭ほど、温かいものはない。
  ③幸福な家庭を土台とした人生は、明るい喜びに満ちている。
  ④自分の力で生きる大切さを教えられると子供は自立できる。
  ⑤自主性・責任感のある生き方を教育される子供は幸せである。

■健全な家族観を“損なう要因”には、どんなことがあるだろうか。
  ●家族に対する無関心な態度。仕事に多忙で家庭を顧みない。
   思いやりのない家族関係。家族が自由気ままな生活をする。

■健全な家族観がないと、人生にどんな悪影響があるだろか。
  ●バラバラのまとまりのない家族。家庭教育が行われない。
   幸福な家庭を築くことができない。家庭崩壊を招く。

■家族観は「自分を知る」ことにどのように係わるだろうか。
  ●幸福な人生を生きてこそ「自分らしい人生」と言えないか。
   家族を愛し、家族から愛されてこそ自分があると言えないか。


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