自分を知る


■即断即決できる自分になれるよう、決断力を強化しよう。
  ①決断のゴール(目的・目標と予測効果)を明らかにしよう。
  ②見落としを無くすために、決断のチェックリストを作ろう。
  ③現場の問題点の背景と現状、因果関係を正確に掌握しよう。
  ④決断のリスク想定と分析を行い、問題への対策を講じよう。
  ⑤代替案はないか、選択肢を絞り込みベスト案を選択しよう。
  ⑥実行に必要な予算を具体的に算出、資金を確保しよう。
  ⑦費用対効果を予測、見直すところがないか見極めよう。
  ⑧決断しない場合の“機会損失も予測”しておこう。  

■決断に欠かせない“的確な判断力”を身につけよう。
  ①決断に必要な情報の収集と分析、考察を十分に行おう。
  ②実行のタイミングに誤りはないか、的確に判断しよう。
  ③優先度・重要度・必要性を熟慮の上、最終判断を下そう。
  ④必要に応じ現場にも足を運び、判断材料の収集に努めよう。
  ⑤プランの実現が可能か、無理はないか難易度を見極めよう。
  ⑥日頃から物事の判断基準、価値基準を明確にしておこう。
  ⑦半年後、一年後の各部門ごとの課題を予測しておこう。  

■どうしても決められない時は、納得できるまで待つといい。
  ●直感・第六感が何かを教えているのかも知れないと考えよう。
   機が熟すのを待とう。本当に必要であれば決断の時は来る。

■決断の重要性を理解して、しっかりとした心がまえを持とう。
  ●決断に係わる自分の傾向、弱点や意識等を自己評価しよう。
   社会は移り変わる。情勢の変化に対応できる自分になろう。
  ●決断にはスピードと的確さが欠かせないことを理解しよう。
   決断はゴール到達に不可欠なプロセスであると理解しよう。
  ●決断手順の体験を積み重ねて、自分の決断力を強化しよう。
   決断に役立つひらめきを生む直観力・発想力も強化しよう。
  ●決めた後のためらいは禁物、実行段階に戸惑いが生じる。
   決断の客観的評価のため、アドバイザーを持つのもいい。

■決断力が欠如している場合の弊害は明らか、自分を損なう。
  ●不安と迷いに悩む。何事も自分で決めることができない。
   決断力を強化して、自分の人生を主体的に生きよう。


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