自分を知る


■企画力は、企業の業績・将来を左右する重要な資質と言える。
  ●優秀な企画マンは、感性が豊か、柔軟な考えの持ち主が多い。
   優秀な企画マンは、問題点を早期に発見、対策を打ち出す。  

■企画力UPの重要なキーワードは、感性・切り口・差別化だ。
  ①平凡なテーマも、切り口を変えてユニークなものにしよう。
  ②何を独自性にしてライバルと差別化するか、明確にしよう。
  ③既存品に付加価値をつけ、新しいコンセプトを創出しよう。
  ④顧客が求める本音は何か、敏感に感じ取る感性を磨こう。
  ⑤徹底的に考え抜いて、企画力を確実にアップさせよう。
  ⑥経営や戦略を“自分の身近な課題”として捉えよう。
  ⑦コラボレーションの相乗効果にも、目を向けよう。  

■企画力UPには“専門性の精通と情報の収集”が鍵になる。
  ①専門分野の知識の蓄積に努め、業界動向の方向性を知ろう。
  ②顧客の生の声を集めよう。顧客動向を正確に把握しよう。
  ③商品・サービスの自社の実力レベルを正確に把握しよう。
  ④ライバル企業と自社との比較を行い、違いを把握しよう。
  ⑤会う人会う人に「どう思いますか」と聞いてみよう。

■企画力が身につくと、すべての資質に“好転連鎖”が生まれる。
  ①市場のニーズを見抜き、創造力を発揮、無から有を生み出す。
  ②視野も広く柔軟な発想力は、ひらめきからアイディアを生む。
  ③物事を多面的に捉え、論理的に考えるので思考が的確になる。
  ④独創的な取り組みは、新しいコンセプトを創り上げる。
  ⑤複眼的な問題意識は、すかさず問題の核心に気付く。

■企画力UPの“障害要因”には、どんなことがあるだろうか。
  ●思考がワンパターン、独創性のある発想が生まれない場合。
   過去の事例ばかりに囚われ、新しい企画が出てこない場合。

■企画力UPに無関心だと、仕事にどんな悪影響が及ぶだろうか。
  ●新商品開発に遅れをとる。競争力の低下。思考が堂々巡り。
   モノマネばかりでライバルに差別化ができない。業績低下。

■企画力は「自分を知る」ことにどのように係わるだろうか。
  ●企画力があると、個性や才能の生かし方を創意工夫できる。
   生かし方ひとつで、進路や発展性に大きな差が生まれる。


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