自分を知る


■的確な意思決定に必要な資質は、高度な分析力と言っていい。
  ●経営における重大な判断ミスは、命取りになりかねない。
   確かな判断には、支えとなる確かな裏づけが欠かせない。  

■情報収集は大事な仕事。それ以上に重要なのは高度な分析力。
  ①分析を必要とする“課題の構成要素”を明らかにしよう。
  ②外的要素・内的要素を数値化、分析システムを構築しよう。
  ③分析結果の良否は“3〜7段階”に数値化しよう。
  ④意思決定を的確にする“評価基準値”を設定しよう。
  ⑤自社の強みを生かした“オリジナルな分析”をしよう。
  ⑥分析結果は一目で分かる“グラフやチャート”にしよう。
  ⑦パターン化は効率的。支障がなければ、パターン化しよう。  

■すべての部署が適正に機能する“分析システム”を構築しよう。
  ①マーケティング戦略に合った“分析システム”を構築しよう。
  ②クレーム対策を的確にする“分析システム”を構築しよう。
  ③個性を生かす人材教育の“分析システム”を構築しよう。
  ④研究効率をアップする“分析システム”を構築しよう。
  ⑤顧客満足度を上げる“分析システム”を構築しよう。

■分析力が向上すると、すべての資質に“好転連鎖”が生まれる。
  ①分析が確かになれば、判断も同様に的確になる。
  ②確かな計数感覚は、分析の正当性を決定付ける。
  ③問題を歪みなく、正しく認識する理解力も向上する。
  ④冷静さを失わず、落ち着いて対応できるようになる。
  ⑤論理思考に基づいて考えるので、評価もより正確になる。

■分析力アップの“障害要因”には、どんなことがあるだろうか。
  ●判断基準・評価基準が曖昧、不明確な場合。慎重さの欠如。
   問題意識が甘い場合。原因究明の重要さに認識不足な場合。

■分析力アップに無関心だと、仕事にどんな弊害があるだろうか。
  ●真相の究明を怠り、表面的なことだけで物事を判断する。
   問題の原因究明ができない。確かな対策が立てられない。

■分析力は「自分を知る」ことにどのように係わるだろうか。
  ●分析力を磨かないと、問題を軽視しがちになってしまう。
   個性や才能の発揮に、分析力が必要にならないだろうか。


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