自分を知る


■人を育てることが上手な指導者になろう。
  ①ダメと否定するばかりでは、反発・怒りを買ってしまう。
  ②この方法はどう?と提案する接し方だと納得を得られる。
  ③ペアを組んで人を育てる「組み合わせ法」を工夫しよう。
  ④足らない点を的確に察知してヒントをアドバイスしよう。
  ⑤押さえるべき基本を押さえ、あとは自由に任せてみよう。  

■やりがいを高める“目標の立て方”を一工夫しよう。
  ●まず、組織(チーム)の目標を明確にしよう。
   次に、メンバー全員の個人目標も明確にしよう。
  ●それを一日・一週間(短期)の目標に掘り下げよう。
   小さな達成感を味わい、仕事を楽しめるよう工夫しよう。  

■モチベーションUPの“基本的なポイント”を再確認しよう。
  ●メンバーの役割・責任・立場・個人目標を明確にしよう。
   ピンチには心情をくみ取り、さりげない気配りをしよう。
  ●長所を具体的にほめて、自主性を引き出し奮起を促そう。
   失敗した場合の対処法を教え、くじけないよう励まそう。

■難題に直面した場合、“注意すべきこと”は何だろうか。
  ●感情的にならず、落ち着いた態度で接することが一番。
   真価が問われる時、不退転の決意を訴え続けるのが大切。
  ●ネガティブな発言は一切慎む。他人や組織を批判しない。
   メンバーが迷っている時、進むべき方向を明らかに示す。

■持ち味を生かした“自分流の指導方法”を確立しよう。
  ①問題解決の手順・ポイントを相手の理解力に合わせ教える。
  ②うまくいく仕事の手順・注意事項を分かりやすく教える。
  ③具体性・実効性・実現性のある、実務に役立つ指導をする。
  ④判断力・分析力・発想力を養う具体的な方法を指導する。
  ⑤無駄・無理のない効率的な時間と情報の活用法を指導する。  

■大きな仕事を任される指導者に必要な資質を知っておこう。
  ●指導者の謙虚な態度・誠実な人柄は、人を信服させる。
   部下の説得には納得の得られる様、根拠を明らかにする。
  ●相談や報告の時、いいことより、悪いことに耳を傾ける。
   分け隔てのない公平・公正な評価基準を設け、それを守る。


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