|
■計算力は、専門性・計数感覚・応用力・分析力があって生きる資質。
●計算力ほど、他の資質との係わりが深い資質はない。
単独の資質として捉えると、用途は極めて限られる。
■計算力は、仕事の実務で“専門性・計数感覚”とどう係わり合うか。
①計算力を実務に活用するには、専門分野に精通しよう。
②専門分野で扱われるすべての数値を数式化してみよう。
③全部門ごとに生きた計数管理を徹底、業績を伸ばそう。
④経営情報を数値化して“問題解決のヒント”を得よう。
⑤顧客情報を数値化、営業部門の業績向上につなげよう。
⑥経営戦略に何が必要か、業績評価システムから学ぼう。
■計算力は“応用力・分析力”と深く係わってこそ、重要度は増す。
①独自の分析システムを構築、差別化ノウハウにしよう。
②経営内容を可視化して、的確な意思決定に役立てよう。
③財務諸表を実践的に分析して、問題を早期発見しよう。
④経営分析の基本的な知識、基礎的な分析方法を学ぼう。
⑤計算ミスを無くそう。早くすることより検算をしよう。
⑥粉飾手口を知ろう。数値から不正を見抜き是正しよう。
■計算力が高まると、すべての資質に“好転連鎖”が生まれる。
①専門性に精通するには、計算力は不可欠な資質と分かる。
②専門分野を計数感覚なしにとらえても、実務性に欠ける。
③数式への応用力があってこそ、仕事に役立つ情報になる。
④経営現象を的確に数式に置き換える力が分析力と言える。
⑤判断の基準に数値・数式が用いられることは非常に多い。
■計算力の“障害要因”には、どのようなことがあるだろうか。
●算数・数学への苦手意識が強い場合。計数感覚がない場合。
物事を数値や数式に置き換えて、考える習慣がない場合。
■計算力UPに無関心だと、仕事にどんな弊害があるだろうか。
●全般的に考えが甘く、浅い。電卓がないと計算できない。
基本能力に欠け、数字を扱う実務に就けない、向かない。
■計算力は「自分を知る」ことにどのように係わるだろうか。
●せめて四則演算だけでも、マスターしてはどうだろう。
個性や才能を生かすために、計算力は不要だろうか。
|
|