自分を知る


■組織管理能力は、人を結束させ“人を動かす力”と言っていい。
  ●仕事は、多くの人々の結束があって、成し遂げられている。
   また社会全体も、大小無数の組織によって、構成されている。  

■組織が機能するか、否かは、“組織のトップ”にかかっている。
  ①組織活性化の原理を理解し、対策を数多く準備しておこう。
  ②全体と個人のモチベーションを明確に区別して考えよう。
  ③全体の目標と、小グループごとの目標を明確にしよう。
  ④目的により中間管理者を配置、適正な規模にしよう。
  ⑤全体と個人別に予算管理・計数管理を徹底しよう。  

■組織を図にして考えると、足りない点・組織の課題が見えてくる。
  ①組織を図にして考え、隠れている問題を早期発見しよう。
  ②組織を図にして考え、段取りと知的生産効率を上げよう。
  ③組織を図にして考え、組織の資源を最大限に生かそう。
  ④組織を図にして考え、組織の盲点を一目瞭然にしよう。
  ⑤組織を図にして考え、利益を生むアイディアを出そう。
  ⑥組織を図にして考え、人間関係を円滑に改善しよう。
  ⑦組織を図にして考え、戦略的に考える力を養おう。

■組織管理能力が高まると、他の資質にも、好転連鎖が生まれる。
  ①人材教育を通して“人を育てる指導力”が養われる。
  ②人物評価の経験を通して“人を見る目”が養われる。
  ③最大の経営資源“人を組織化する経営力”が身につく。
  ④目標の達成状況に注目するので“計数感覚”が磨かれる。
  ⑤人の調和を大切にするコミュニケーション能力が養われる。

■組織管理能力の“障害要因”には、どんなことがあるだろうか。
  ●トップに管理能力がない場合。結束を乱す人物がいる場合。
   組織にモチベーションがない場合。組織目的が不明確な場合。

■組織管理能力に無関心だと、仕事にどんな弊害があるだろうか。
  ●組織の機能が麻痺する。目的に向かって一致団結できない。
   相互の信頼関係が損なわれ、組織の崩壊につながりかねない。  

■組織管理能力は「自分を知る」ことにどう係わるだろうか。
  ●管理する立場から考えると、管理者としては不可欠な資質。
   管理される立場から考えると、社会人の常識とも言える。  


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