自分を知る


■経営の根本的問題は何にあるか、核心を的確に掌握しよう。
  ①何が自社の強みか、何が弱みか、その正しい認識がまず第一。
  ②強みをいかに伸ばし、弱みをいかに改革するか、が次の課題。
  ③不況を業績不振の理由にしていても、何の解決にもならない。
  ④悪循環を好循環に切り替える秘策を考え、実践する他にない。
  ⑤業績不振からの脱却には、ソフト面の見直しが一番の近道か。  

■経営者自身に求められる改革には、どんな困難があるだろうか。
  ①既成概念を打破する経営者の意識改革、発想の転換が必要。
  ②自らの限界を見極めた上、不足能力の対応策が必要になる。
  ③個人の能力や知恵には限界がある。他人の知恵に学ぶべき。
  ④自らが目指す経営者像に向け、日々の研鑽が求められる。  

■「明確なビジョン」に基づいた経営こそ、打開の糸口になる。
  ●中小企業こそ経営理念が必要。明確なビジョンの確立も同様。
   過去の経験則は通用しない。経営方針の改革は避けられない。
  ●曖昧な権限の委譲や指示を改め、明確なビジョンを周知する。
   社員が迷わず行動を起こす明確な経営指針がビジョンである。

■消費者志向のマーケティングに徹した立案が欠かせない。
  ●なぜ売れるのか、なぜ売れないのか、的確な市場分析が鍵に。
   消費者意識と消費構造の変化の的確な掌握は不可欠になる。

■新しいことへの挑戦意欲が薄れるのは、経営の赤信号。
  ●変革の時代、現状満足は許されない。成長分野への着眼が必要。
   IT戦略の一環、情報発信には、ネット動画の活用が効果的。
  ●戦略立案には、他企業とのコラボレーションも視野に入れる。
   新規事業には、リスクが伴う。リスクマネジメントは十分に。

■独自の“儲かる仕組みづくり”ビジネスモデルの構築が必要。
  ●他社に追随を許さない差別化が最大のポイントと言っていい。
   販売効率と目標管理を重視する。特に収益管理に重点を置く。
  ●小さな会社でもソフト面のノウハウが万全であれば勝ち残れる。
   徹底してオンリーワンを目指す姿勢がよいシステムを生む。

■経営の5大資源“人・物・金・時間・情報”の戦略的活用が課題。
  ●最大の資源、人。改革の時こそ、社員のモチベーションが鍵に。
   厳しい経営環境の中、業績を伸ばしている企業にヒントはある。


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